今年もお世話になりました

2020年、今年もお世話になりました。
今年はなんといっても新型コロナウイルスに翻弄された1年となりましたね。
ご相談の内容も、今年ならではの内容が多かったように思います。

コロナ後に多かったご相談内容

資産運用では3月に株式相場が世界的に大暴落しましたが、年末にはNYダウは3万ドル突破、日経平均は30年ぶりの高値で推移しています。また欧米の政策金利も限りなくゼロに近づき、円との金利差が無くなってきました。
そのような環境の中、新たに資産運用を始めようという方のご相談が多かったように思います。

住宅関連では、コロナ禍で在宅勤務が増えたことで、住宅の購入を検討する方も増えている様です。
ローンの低金利傾向が続き、また住宅ローン控除の特例措置が2年延長されるのも追い風ですね。
ちなみに、テレワークも進んだ影響で、割安な郊外の物件に注目が集まっていると言われますが、私の周囲ではやはり駅に近いマンションの人気が根強いようです。

生命保険の分野では、新型コロナの特別措置で保険料の支払い猶予や感染者の入院給付金の給付特別措置など、各保険会社が機動的に対応し、その点のご案内がありました。
また、債券の金利低下から貯蓄性保険の相談は減少し、医療保険のご相談が大幅に増加しました。
家計に変化が出た影響で、全体的に保険料を下げたいというご相談も、いつにも増して多かったと思います。

相続関連では、コロナとは直接関係ありませんが、相続関連の民法改正により配偶者居住権・自筆証書遺言の保管制度など、重要な施策が施行されました。
まだこれらを活用したご相談は少ないですが、今年は著名人がコロナで突然亡くなることもあり、相続・遺言を意識される方も増えてきたようです。

更に今年は、定額給付金の一律給付や、事業者の方には持続化給付金・雇用調整助成金や緊急融資の制度が出ました。
年後半はGoTo施策も始まるなど、コロナに関する支援制度も多く出されました。
こうした新しい施策に関するお問い合わせも多く、制度の内容を確認するのに追われる年となりました。

このように、FPの相談に関する事でも、これだけ変化の大きな年はこれまでなかったと思います。
そしてこの状況は来年以降も続きそうです。今後はこれまでとは違う世の中が続くと思っていた方が良さそうですね

 

今年だからできたことに着目して、来年は良い年に

今年は、人に会うとか旅行に行くとか、それまで当たり前にできたことが制限されるという経験をしました。
来年以降、コロナが収束に向かうのかわかりませんが、コロナ後の生活では、当たり前にできることも貴重な事と感じながら過ごしていきたいと思います。

一方、特に今年新たにご縁をいただいた方、ご相談をいただいた方には、改めて御礼申し上げます。
そして、こんな1年だったからこそできたこともあります。
オンラインの打合せや交流会ができたり、学びの時間を確保できたり・・また、このホームページやブログも緊急事態宣言の間に準備したものです。
このように、今年だから出来たことに着目して、来年は更に活動の幅を広げて、良い年にしていきたいと思います。

本日12月31日より1月3日まで年末年始休業となります。
新年のご相談は1月4日より承ります。
今年もお世話になりました。どうぞ良い年をお迎えください。

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