相談はオンラインより対面で。ご自宅や指定の場所にお伺いします

先日お客様のご自宅を訪問した時のこと。
ご夫婦と面談中に、横から4歳のお子さんがちょこちょこっと来て、私に「カバン見て~」と。
見ると、いつの間にか私の鞄の上のお菓子がいくつか置いてありました。
そして「お土産~」といって微笑みかけてくれました。
資産運用関係の難しい話をしていましたが、その時だけはほんわかとした気持ちになりました。

FP相談は原則対面で実施しています

コロナ禍もほぼ終了、街には人があふれ、世の中もほぼ元通りに動き出しましたね。
一方で、コロナの間に広がったオンラインも便利です。
オンラインに対して、対面をオフラインという事もあるそうですが、いずれにしても、オンラインとオフラインがうまく共存する、便利な世の中になったと思います。

FP相談やセミナーなども、オンラインが普及しています。
自宅でそのまま受けることができるので、便利で気軽に参加できます。
しかし私のFP活動は、原則、対面で面談やセミナーを実施しています。
そして基本的には、こちらからお客様のご自宅、またはご指定の場所にお伺いしています。
一見時代遅れの様でもありますが、それにはいろいろな理由があります。

訪問相談は同じ時間でも内容の濃い面談に

FP相談は、こちらが準備した資料やシミュレーション、あるいはお客様が見せたい資料など、多くの資料を見ながら進めることが多いです。
その時オンラインだと、いちいち資料を画面共有したりする時間が無駄になっていまいます。
(私自身PC操作が得意でない、という問題もありますが…汗)
また、現場に資料があれば、隅々まで目を通すことができるので、見落としなどもありません。
同時に2つの資料を比較しながらお話しする、といったことも簡単です。

また、ご自宅への訪問であれば、普段お住まいの環境がわかるので、それに合わせた適切なアドバイスができます。
たとえば周辺の環境や敷地・建物の様子、マンションであれば築年数や、管理が行き届いているか、などなど。
失礼ながら、自宅内の様子(恐らく来客の際は普段よりはきれいなのでしょうが…)、装飾や家具、飾られている写真なども、よく観察しています。

お子様やペットに会う事が出来れば、それについての会話も広がります。
冒頭のお客様のご自宅を訪問した時の、お菓子をくれたお子さんの時もそうです。
今は幼稚園か保育園か、毎日の送り迎えは?仕事との両立は?など、生活の様子も垣間見えるので、その後の提案にも役立てることができます。
何よりも、そんなかわいい様子を見たら、何としても将来安心いただけるご提案をしないと、という思いにもなります。

そして、対面の場合は、興味を持っている時とそうでない時が、表情や態度ですぐわかります。
そこで話題を転換したり、もう少しわかりやすく話をしたりするなど、機動的な対応が可能です。

このように、現場の観察や判断でお話を展開できるので、よりお話に集中できるかと思います。
特にご自宅だと、私もご家族の将来のイメージがしやすく、いろいろアイディアが出やすいです。
もし差支えないようでしたら、ご自宅での面談をお勧めいたします。

わざわざ来てもらうのは大変じゃないの?

相談者の中には気を使っていただき、この様におっしゃる方もいらっしゃいます。
しかし、訪問相談にはこちら側にもメリットがあります。
それは、こちらの事情になりますが、相談室を持たなくてよいという事です。

相談者にお越しいただくのであれば、それなりに交通便利な場所に相談室を持つ必要があります。
相談室となると、それなりの広さや調度品も備えなければなりません。
ワンルームマンションの1室というわけにもいかないでしょう。

しかし私の様な個人事務所が、週に数回の相談のために、わざわざ賃料を払って相談室を持つのはコストがかかります。
それであれば、時間と交通費を掛けても、訪問をした方が良いです。
幸い私はフットワークも軽い方ですし、車もあるので駅から遠い場所などもすぐ訪問できます。
指定エリア(横浜市・川崎市・鎌倉市・東京23区内)であれば、出張費無料で対応しています

そしてそもそも、私はオンライン面談が苦手です。
簡単な会議やオンラインセミナーは問題ありませんが、オンラインで会話をし続けるのにはストレスを感じます。
どうやら、沈黙になるのがすごく苦手の様です。
場が沈黙すると、何か話さなければと、動悸が激しくなり、落ち着かない状態になってしまいます。

よほど遠方とか、外出できないが自宅訪問不可という場合はもちろんオンラインで承りますが、
その様な事情がなければ、基本的にご相談は訪問にて対応させていただきたいと思います。

自宅以外であれば落ち着いた場所で

もちろん、自宅に外部の人を招き入れたくないという方も多いでしょう。
そんな部屋もないし、リビングの掃除も大変だというのもごもっともです。

その場合は、ご自宅近くの喫茶店やファミリーレストランなど、ご指定の場所をお知らせください。
ただし、週末の昼前後は混雑している場合もあります。
また、駅前のカフェ等は座席スペースが狭く、プライベートなお話をする面談には適しません。
混雑せず、落ち着いてゆっくり話せる場所をご指定ください。
なお細かい点ですが、その際の飲物代は私の分も含め別途ご負担をお願いしています。

また、勤務先でも良いですが、その場合は必ず勤務時間外としてください。
お客様の方で構わないと言われても、こちらは相談に身が入りません。
またその場合も、会議室など落ち着いたお部屋をご用意いただければと思います。

どうしても適切な場所が思い浮かばないという場合は、当オフィスで契約している面談スペースが何か所かありますのでお知らせください。こちらから場所を指定してご案内も可能です。

対面で思いを込めたご提案から長期フォローへ

私のオフィスの運営方針の中に、
「じっくりとお話を伺い、思いを反映したご提案をいたします」
「長期フォロー体制で、将来に渡り安心のサポートを行います」
といったものがあります。

FP相談はご家庭の将来のために、安心いただけるご提案をするものです。
そのためにも、ご相談時間は出来るだけ有意義なものにしたいと考えています。

オンラインには便利さもありますが、思いを込めたご提案には、やはり直接面談が効果的です。
そして一度お会いして相談いただければ、簡単に信頼を裏切ることはできません。
責任を持ったご提案で将来的にもご安心いただくことで、長いサポートにつながると考えています。

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