あけましておめでとうございます~2023年の目標とキーワード
あけましておめでとうございます。
新年は例年通り1日に自分の実家、2日に妻の実家に新年の挨拶に行きました。
普段も年に数回は行き来しているので、どちらも日帰りです。
どちらの家も自宅から1時間程度。母親が一人暮らしをしています。
お陰様で今年も変わらず元気に正月を迎えることができました。
私の実家の近くにはハイキングコースがあり、1時間程度ハイキングをして初詣に向かいます。
途中富士山を眺められたり、紅葉が残っていたり早咲きの桜が咲いていたり、景色も季節感も様々のコースです。
正月はお節料理などつい食べ過ぎになりますが、それを歩いて消化できるので、もう10年以上同じ過ごし方です。こうした変わらない新年を迎えられることが、何よりも貴重なことだと思います。
今年の目標「やれるうちにやるべき事・やりたい事をやる」
そんな平穏なお正月を無事迎えることができましたが、昨年は、体を思うように動かせない時期が2回ありました。
1回目は2月~3月に持病の頸椎ヘルニアが悪化した時。
首から左腕にかけての傷みがひどく、日常生活にも影響が出ました。
この時期は荷物を持って外を歩くことも難しく、ひどい時は寝返りを打つのも厳しい状態でした。
もう1つは、7月の新型コロナ感染。
自宅療養でしたが10日間の隔離生活により、行動が制限されました。
体調は数日で回復したので問題ありませんでしたが、やはり経験したことが無い隔離生活に不安になりました。
この2回の経験、いずれも10日間とか1~2か月とか、短期間で済みました。
しかし、私も昨年50代に突入しました。現状は健康の問題はありませんが、将来的には更に長い病気の療養といった場面も出てくるかもしれません。
また普段から運動などもしていますが、病気でなくとも、加齢による体力の衰えは避けられないでしょう。
一方で、まだまだやりたいこと、やるべきことはたくさんあります。
仕事面では、FPオフィスの業務も相談業務を中心にまだまだ発展させていく必要があります。
また、昨年立ち上がった社団の活動も、今年は軌道に乗せていくタイミングです。
個人的にも、趣味の山登りや旅行など、行ったことない場所を積極的に訪問したいです。
FPの仕事では人生100年とよくお話をします。そう考えると50歳は人生の折り返し地点です。
そのようなタイミングで、昨年の2度の経験は、自分の今後の過ごし方を考えるきっかけとなりました。
今年は、当たり前のようではありますが、原点に返り「やれるうちにやるべき事・やりたい事を積極的にやる」ようにしていきたいと思います。
相談のキーワード「資産運用」と「高齢者」
さて、今年の相談業務の中で特に力を入れるテーマ。キーワードは2つ「資産運用」と「高齢者」です。
「資産運用」は、以前より力を入れているテーマですが、昨年発表さえた税制改正大綱で、2024年からのNISAの恒久化が決定しました。これにより、NISAの活用範囲が大幅に広がります。
年末のブログでも触れましたが、特に40代以上の方を中心に、NISAはじめ資産運用に取り組む人がまだまだ少ないと感じています。今回のNISA恒久化は、多くの人が資産運用に目を向ける絶好の機会です。来年のNISAの制度変更を控えた1年間で、多くの方に資産運用の必要性・正しい取り組み方をお伝えしていきたいと思います。
もう1点のキーワードは「高齢者」です。
間もなく昭和22~23年のベビーブーム時に生まれた団塊世代が75歳以上の後期高齢者となります。この問題は2025年問題とも言われています。
高齢者に関わる問題は、認知症や介護の問題、相続問題、また亡くなられた後の諸手続きの問題など幅広いです。
昨年はこうしたご相談を税理士・司法書士・行政書士といった専門家チームで対応する一般社団法人の活動をスタートさせました。私としてもご相談の守備範囲が広がる心強い体制ができたと考えています。
今年は高齢者の問題にも積極的に取り組み、来る2025年問題に備えて行きたいと思います。
今年も変化の大きな年に
昨年のウクライナ戦争開始からもうすぐ1年、コロナショックから戻りつつあった世界は、更に混沌とする状況になりました。
10月に1ドル150円を突破した為替相場も、その後円高方向に戻り、今月3日には1ドル129円台となりました。
急激な円安の流れは、日銀の金融政策変更の影響で徐々に円高方向に戻す流れになっています。
また円安が落ち着いても、原材料価格高騰による物価上昇の流れは、まだまだ続きそうです
こうした社会情勢の変化はますます加速し、FPとしても例年にも増して気の抜けない1年になりそうです。
常に最新情報をキャッチしながら、相談者に安心していただけるFP活動をしていきたいと思います。
2023年もよろしくお願い致します。