2025年は「変化に備える」年に~今年もよろしくお願いします

少し遅くなりましたが、2025年、今年もよろしくお願いいたします。
年末年始は曜日の並びの関係で長い休みをとれたという方も多かったと思います。
新幹線や航空機の利用実績も昨年から大幅に伸びたそうです。

私も例年より長く休みを取り、ゆっくり過ごすことができました。
遠方に出かけることはなかったですが、それでも「毎日1万歩は歩く」を心がけ、
ハイキングに行くなど、体を動かすこともできました。
おかげで正月太りすることともなく(笑)、健康的に仕事始めを迎えることができました。

 

2025年は「変化に備える」年になる

そんな少し時間のできた年末年始、特に心がけたのは「最新の情報収集」です。
ちょっと今年は、例年に増して先の読めない年だと感じています。
その様なこともあり、2025年を展望する内容の書籍や雑誌を読み漁り、今も読み続けています。

コロナ禍に見舞われた2020年から5年・・・
最近世の中の変化が早く、かつ激しくなったと感じています。
そのような中でも、今年特に気になるのは、アメリカのトランプ大統領の就任です。

これにより米国は、強力な自国保護主義が展開されると見込まれます。
景気を抑えるインフレ抑制政策は影を潜め、再度インフレとなり景気が過熱すると言われています。

日本もこの影響を受け、米国の利下げペースも鈍化することで、これまでほど極端でないにしても、円安傾向は続きそうです。
また、物価上昇も一時的なものではなく、継続的なものになる点は間違いないでしょう。

ただし、こうした見通しも今後どのような変化を見せるかわかりません
そうでなくとも、2020年のコロナ禍、2022年のウクライナ戦争、2024年の能登半島地震を予測できなかったように、突発的に大きな変化が起きてもおかしくはありません。

昨年末からもすでに、日産とホンダが経営統合を目指すとか、日鉄のUSスチール買収にバイデン大統領が停止命令を出すといった、大きな動きが出始めています。

そうした中、今年は、私たちの生活の身近なところでも「変化に対応するための準備」が必要になると思います。

例えば、
資産運用であれば、運用先をより分散したり、現金の所有比率を増やしたりする、とか。
日常生活であれば、災害や物価高騰に備え、食料品や生活用品を多めに備蓄しておく、とか。
仕事面では、急な勤務先の体制変更に備え、今の仕事以外のスキルも身につけておく、とか。

考え方は人それぞれだとは思いますが、想定外のことが起きても落ち着いて過ごせる準備、
つまり、「変化に備える」ことが、より重要になってくると思います。

 

FPとしての今年の活動

既に今週から、FP協会や区役所での相談員の仕事がスタートしています。
また、個別相談のご予約も何件かいただいております。

今年も変わらず、相談者のお話をじっくり伺い、こうした不透明な世の中でも安心していただけるご案内を
心がけていきたいと思います。

「変化に備える」という点では、具体的にライフプラン相談の中では、既に昨年より、
手元の準備資金を通常より手厚めに確保する、
今後の物価上昇率(現状2%程度)を見込んだシミュレーションを作成する
といったご案内を実施しています。

また、更に多くの方に、安心して相談できる専門家へアプローチいただけるよう、
士業など専門家と気軽に交流できるコミュニティを作ろうと準備中です。
こちらは具体的になりましたら改めてご案内させていただきます。

また、新たな企業でのライフプラン講習会実施のお問合せもいただいています。
今年はこうした活動を更に幅広く展開していきたいと思います。

 

昭和100年となる年/団塊世代が後期高齢者になる「2025年問題」の年

2025年は、昭和が続いていたら昭和100年にあたるそうです。
日本も戦争に巻き込まれた激動の昭和の時代が、今年ちょうど節目を迎えるのも何か意味を感じます。

また、団塊世代が75歳以上の後期高齢者になる「2025年問題」の年を迎えます。
社会保障費の増加、労働人口の減少などが今後更に深刻化する見込みです。

昨年は与党が過半数割れするなど、日本の政治にも大きな変化がありました。
また世界の主要国でも、首脳の交代や政権基盤の弱体化が進んでいるようです。

こうした不透明な世の中ですが、「変化に備える」をキーワードに、
皆様が安心して過ごしていけるご案内ができるよう、努めていきたいと思います。

改めまして、今年もよろしくお願いいたします。

 

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