【相談事例】FPにはこんな相談ができます
身近なお金の悩みについてお話いただけます
ファイナンシャル・プランナー(FP)にはお金に関する相談ができる事は知っていても、実際どのような相談をできるのか、あるいはこんな相談をしていいのだろうか、と考えていらっしゃる方も多いかもしれません。
街を見渡すと、銀行も証券会社も、保険代理店も不動産会社もありますが、FP会社はあまり見かけないので、そう思われるのも無理もありません。正直なところ、あまり一般的ではない業態と言えるでしょう。
そこでまずは、最近私がご相談を受けた事例について簡単にご紹介をさせていただきます。そして相談事項に対するアドバイス内容も併せてご紹介します。これをご覧いただくと、FPはこんな相談に対応できるんだ、というイメージがわくのではないかと思います。
Q:コロナの影響で収入が減って、家計の赤字が続いています(50代女性)
A:収支の状況を伺って固定費の節約できる部分を確認し、給与から一定額を貯蓄に回す先取り貯蓄の方法をご紹介しました。また、非正規雇用であったため、今後長期的に仕事を継続できるよう、仕事に関する情報収集や、ご興味ある分野の資格の取得などをお勧めしました。
Q:家を購入するにあたり、ローンをどう組むべきか迷っています(40代男性)
A:提示されていたプランでローンの金額シミュレーションをした結果、上場企業お勤めの方で優遇金利も適用できる上、当面低金利の続くことが見込めるので、変動金利を選択しました。また大病や障がい等を抱えて仕事ができなくなった場合、ローンが免除になる特約についてもご案内して、ご検討いただきました。
Q:子供を小学校から私立に行かせたいが、将来的に家計は大丈夫でしょうか?(40代女性)
A:まずは現在の預金と、今後見込める収入を確認、そして今後必要になる学費と生活費、その他の出費を年毎に計算してシミュレーションしました。その結果、一時的に家計が赤字にある時期はあるものの、老後資金の確保まで十分見通しが立つことから、安心して私立に進学できることをご案内しました。
Q:保険について、自分の必要な保障額を確認して、保険料を上げずに見直したいです(50代男性)
A:万一の事があった場合、その後ご家族が生活していくのにどの程度の費用がかかるかを確認しました。そして現在準備出来ている資金との差額から、必要保障額を計算し、保険で準備すべき適正な金額をご案内しました。
これらは相談事例のごく一部ではありますが、いずれも皆さんの生活の中でも起こりがちな、身近なご質問ではないでしょうか?とは言っても、今後の家計に大きな影響を及ぼす内容ばかりだと思います。
またこれらの回答も、ご相談者の置かれた状況や考え方で全く変わったものになりますので、1件1件、そのご家庭の環境やお考えをよく確認した上でご案内するよう心がけています。もちろん、その場ですべて解決というわけにはいきませんので、ご希望に応じてその後のフォローまでさせていただきます。
このように、FPは家計の様々な分野に関するご相談を伺っています。気になることがありましたら、まずはお気軽に、お電話やメール・ご相談フォームでお知らせください。