日本FP協会の電話相談員を担当しています
↑ FP協会本部の入るビル
私のFPの資格「CFP(R)」は、日本FP協会が認定しているのですが、
今回ご縁があり、10月より、協会内の「FP広報センター」のスタッフを務めることになりました。
月に3~4日ほど、協会本部に勤務しています。
ここでの業務は様々ですが、主な業務の一つに、一般の相談者からの電話相談への対応があります。
相談は1回30分。テーマは、家計改善、住宅ローン、資産運用、保険、年金、税金、相続など、
「くらしとお金」に関することであればテーマは自由。
既に3日間、十数件の相談に対応しましたが、実に様々なテーマの相談が舞い込みます。
電話相談の難しさとやりがい
協会では以前、対面での相談員を担当したことがありますが、電話相談の対応は初めてです。
対面相談は、事前に相談テーマ(例えば家計の見直しとか、住宅購入とか)や、相談者によっては家計の収支や貯蓄状況などが数日前に通知されているので、事前の準備をして臨むことができます。
一方で今回担当している電話相談は、事前の予告もありません。
もちろん、わからない点は調べながら対応できるのですが、それでも、幅広い分野の最新情報を把握している必要があり、なかなか緊張感のある仕事です。
しかも時間は最大30分と決められています。
電話冒頭のお話で、時間内でお話できる範囲のめどをつけて、時間を見ながら対応します。
もちろん、30分で問題を解決できるわけではありません。
その場での解決を目指すよりも、問題解決への糸口となるヒントを提案したり、更に詳細の相談をするために協会所属のFPの有料相談をご案内したりするケースも多いです。
いずれにしても、短い時間ですが、相談者にとって何かプラスになる情報提供をできるよう、あるいは何かモヤモヤしているものがスッキリできるよう、心がけています。
お陰様で多くの相談者に、電話してよっかた、話を聞けて良かったと、仰っていただいてます。
FP相談を社会のインフラにするために
ファイナンシャル・プランナーは、お金に関するプロフェッショナルです。
相談を受けたり、講演をしたり、執筆をしたり・・・、様々な分野の業務があります。
その中でもやはり、相談業務は最もお客様の問題に直接かかわる、核となる業務であると思います。
一方で、ファイナンシャル・プランナーに相談料を支払って相談する、というケースはまだまだ少ないです。
そもそも、サービスは無料という考え方が一般的で、よほど弁護士や税理士などの専門家でもない限り、相談料を支払うという場面が少ないのが現状です。
FP相談を更に広めるには、我々のスキルアップはもちろん、更なる広報活動も必要だと思います。
この「FP広報センター」の活動の目的として、FP相談を多くの方に体験いただくという面もあります。
私自身もこの活動を通して、FP相談が社会のインフラになるように、認知を広める活動をしていきたいと思います。
日本FP協会・FP無料体験相談
TEL0120-211-748
受付時間:10時~16時
(土日祝日・年末年始を除く)